よしりん先生、
連続登場です
坂本龍一の 「たかが電気」 発言が、
「原発ブラボー」勢力にいいように
利用されている。
もともとどんな言い方だったのか、
調べてみたら・・・
「たかが電気のために、この美しい日本、
そして、国の未来である子供の命を、
危険に晒すようなことを
すべきではありません」
これが坂本龍一の発言だが、
なんだ、大して違和感はないじゃないか。
「この美しい日本」
と言える愛国心があれば、
国土を失い、子供を危険に晒す
「原発再稼働」の流れを
食い止めたいと思うのは
自然である。
そこに強い思いがあれば、
思わず力が入って
「たかが電気」 と
言ってしまうこともあるだろう。
人は誰でも言葉の隅々にまで
意識を行き届かせることは出来ない。
まさか「たかが電気」の
部分だけを切り取られて、
ここまで悪宣伝されるとは、
坂本も思わなかっただろう。
昔はこういう 「言葉尻」 を捉えて
ガンガン悪宣伝するやり方は、
左翼の常套手段だった。
慰安婦強制連行の議論の中でも、
左翼は「言葉尻」を捉えて、
徹底的に悪宣伝をした。
わしは、
戦時中 「従軍看護婦」
という言葉はあったけど、
「従軍慰安婦」 なんて言葉は
なかったと言った。
これを
「小林は慰安婦が いなかった
などと言っている」
と悪宣伝するのが左翼だった。
「言葉尻」を捉えたり、
言葉の意味をすり替えたりして、
悪宣伝に利用するというのは、
左翼の戦法だった。
論敵の言葉の隅々にまで
「悪意」 の目を光らせて、
「あの言葉だ」 と発見したら、
一斉に悪宣伝していく。
それは 「左翼の心性」 なのだ
最近はネットが普及したために、
このような 「左翼の心性」 が
右派から噴き出している。
自称・保守系メディアも、
ネトウヨと同質化してしまったから、
もはや自称・保守系言論人も、
「左翼の心性」 で 「言葉尻」 を
あげつらうのが普通になってきた。
保守というものは、
文意を捉える力のある者の
はずだった。
保守というものは、
主張の核心を捉える
能力のある者のはずだった。
「国語力」 のない保守など
あり得ないのだ。
わしの 『脱原発論』 の文意、
主張の核心がわかるだろうか?
わしは、究極的には、
経済合理性より、
倫理の方が大切だと思っている
その意味では、
坂本龍一と近いかもしれない。
わしと現在の自称・保守や、
右派勢力との違いはそこだろう。
わしの思想の真意が知りたければ、
9月16日(日) の
「拡大版 ゴー宣道場」 に来なさい。
明日が締め切りだ。
すぐ応募を
「ゴー宣道場 拡大版」
『倫理と成長の脱原発』 は
9月16日(日)正午から
世田谷区等々力の
「玉川区民会館ホール」で
開催します
入場料は、お一人900円です。
往復はがき に、『拡大版ゴー宣道場 参加希望』 と明記、
さらに、
1. 氏名(同伴者がいる場合はその方の氏名と続柄・関係など)
2. 住所
3. 電話番号
4. 年齢
5. 職業(学生の方は学校名)
6. 募集を知った媒体
7. 応募の理由と道場への期待
返信はがきの宛名には、ご自分の氏名・住所をご記入の上、
〒152-8799
東京都目黒区目黒本町1-15-16 目黒郵便局・局留め
『ゴー宣道場』代表・小林よしのり、担当・岸端
まで、お送り下さい。
応募〆切 は、申し込みフォーム、往復ハガキ共に
平成24年9/3(月)必着。
ネット、ハガキ共に、
皆様からの多数のご応募、お待ちしております